ひまわり畑を含めた似顔絵作画のコツ

ひまわり畑のある似顔絵

こんにちは、似顔絵師のまうごっつです。
お客様からのご依頼の中には[背景にひまわり畑を描いてください ]…というような内容のものがあります。この記事では、ひまわり畑+似顔絵の絵を上手く描くためのポイントを解説していきます。

目次

ひまわり(向日葵)を改めて深掘り

ひまわりは、キク科の一年草の植物。花は黄色で、種は食用にもなります(塩味が効いて、なかなか美味しい)
またコウジツキ、ニチリンソウ、ヒグルマ、ヒグルマソウ、ヒマワリソウ、サンフラワー、ソレイユとも呼ばれることもあり、花を観賞するため、または油をとるためにも広く栽培されています。

ひまわり畑とは(何故ひまわり畑を描くリクエストがあるのか)

ひまわり畑は主に観光の誘致のために、各地で展開されています。
著者自身も数回行ったことがありますが、黄色という暖色な色味も相まって、とても明るく暖かく、癒やされるような、幸せな気持ちになりました。
ひまわりの花1〜2本でもそこに存在するだけで幸せな気持ちになりますが、「ひまわり畑」…というおそらく100本以上のひまわりが咲いてる様は、更に私達を幸せな気持ちにしてくれるでしょう。
「ひまわり畑」…というのはそういう意味でわかりやすい「幸せの象徴」なので、お客様からご依頼があるのだと思います。

ひまわり畑の作画のコツ1

ここでは具体例をお見せして、ひまわり畑のある似顔絵の作例をお見せします。

まずは、一番オーソドックスな形です。手前の人物の後ろにひまわり畑を描きます。ひまわりは奥に行くとどんどんサイズは小さくなりますが、書き込みし過ぎると線が多くなりごちゃごちゃして、手前の人物が目立たなくなります。
なので後ろに行くにつれて書き込む量を減らしていくのがおすすめです。また、地平線をまっすぐではなく曲(きょく)で描くと構図的に落ち着きやすいので、テクニックの一つとして覚えておくと良いでしょう。

ひまわり畑のある似顔絵

         (↑nocchi作)

ひまわり畑のある似顔絵

          (↑永石エンジ作)

ひまわり畑の作画のコツ2

2つ目のパターンです。こちらのパターンは「あえて手前の情報(ひまわり数本やメッセージ、人物)をピックアップして描く」です。
ひまわり畑を描く場合、その似顔絵の情報量(メッセージ、アイテム、描く人数)が多いと、そのままひまわり畑を描かず省略しなくてはいけない場合があります。あくまで、似顔絵のメインは人物やメッセージなので、それを邪魔してしまうほどの情報量はカットします。
しかしながらそのあたりのバランスは、一般の方にはわかりずらく説明もしにくいので
最終的な所では、画家の技術とセンスでフォローする形となります。

ひまわり畑のある似顔絵

         (↑トミー作 )

ひまわり畑の作画のコツ3

3つ目のパターンです。こちらのパターンはあまりないパターンですが、紹介させてください。
お客様のリクエストとしては「ひまわり畑」「自動車」「二人作画、メッセージ付き」…ですが、そのどれもをかなり良いバランスで1枚の紙に表現できています。背景のひまわり畑もリアルすぎないので、手前の似顔絵(人物)を邪魔していません。
お二人の大事な思い出を、あたかも写真で撮影したかのような似顔絵作品になっていて
この似顔絵を贈られたお二人は、とても幸せな気持ちになったのではないでしょうか。

ひまわり畑のある似顔絵

          (↑146作)

ひまわり畑の似顔絵を描いてもらうなら

ひまわりが描かれた似顔絵(番外編)

番外編となりますが、ひまわり畑ではなく、ひまわりが描かれた似顔絵を紹介させて頂きます。ひまわりは色々な構図に合うので、モチーフとしてはかなり扱いしやすい花かもしれません。

ひまわり畑のある似顔絵

あんめぐ作

ひまわりのある似顔絵

いちろ作

ひまわりのある似顔絵

はるか作

ひまわりのある似顔絵

きのみ作

ひまわりのある似顔絵

金井かすみ作

ひまわりのある似顔絵

ツナミカン作

ひまわりのある似顔絵

黒木作

ひまわりのある似顔絵

YURI作

ひまわりのある似顔絵

かっつん作

ひまわりのある似顔絵

かっつん作

ひまわりのある似顔絵

かっつん作

ひまわりのある似顔絵

146作

ひまわりのある似顔絵

nocchi作

ひまわりのある似顔絵

トミー作

ひまわりのある似顔絵

トミー作

いかがだったでしょうか。
今回は、似顔絵+ひまわり(ひまわり畑)を上手に描くための基本的なコツを紹介させて頂きました。
飛行機作画の参考になれば幸いです。
(制作:まうごっつ)

ひまわり畑の似顔絵を描いてもらうなら

ここまで読んで頂きありがとうございました!
よろしかったら連載一回目、[手描きで似顔絵を描くための画材紹介(前編)]もご覧ください。→  こちら 

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