家や建物を含めた似顔絵作画のコツ

こんにちは、似顔絵師のまうごっつです。
お客様からのご依頼の中には[似顔絵の後ろに家や建物を描いてください ]…というような内容のものがあります。この記事では、家(建物)+似顔絵の絵を上手く描くためのポイントを解説していきます。

目次

それぞれのご依頼のケースを深掘り

家(建物)+似顔絵のご依頼のケースは、ざっくりまとめると5パターンあります。どのご依頼も、資料写真がしっかりあることがとても重要となってきます。

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■退職祝いとして似顔絵をプレゼントしたい。その際、背景に今まで勤めた場所(建物)を描いて欲しい。
■今度結婚式を挙げるが、背景に式場を描いて欲しい。
■家を建てたので、背景に描いて欲しい。
■家族の記念日に、ついでに背景に住んでる家を描いて欲しい。
■お店の開業何周年記念の似顔絵で、背景にお店を描いて欲しい。

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家(建物)+似顔絵の作画のコツ1

ここからは、家(建物)+似顔絵に良く使われるパターンを解説します。
まずは1つ目のパターンです。こちらのパターンは建物を正面から描く必要がある時に使うことが多く、本来は直線であるはずラインを曲がって描くことにより、奥行きやデフォルメ感を強調させます。また、この技法は横に広くなりがちな家を、結果的に良いバランスで紙におさめることが可能です。

         (↑yashico作 )

         (↑あいな作 )

         (↑nocchi作 )

家(建物)+似顔絵の作画のコツ2

2つ目のパターンです。建物の手前数メートルに似顔絵のモデルさんが立っているような構図で描く形です。こちらのパターンは特に【退職祝い、卒業祝い】の似顔絵のご依頼に向いていることが多いです。

         (↑いちろ作 )

         (↑yuri作 )

         (↑おおしま作 )

          (↑ほしき作)

家(建物)+似顔絵の作画のコツ3

3つ目のパターンです。パターン2と似ていますが、似顔絵のモデルさんの全身が描かれて、背景に建物などがあるパターンです。主にウェディング系の似顔絵【ウェルカムボード】作成時に使われることが多いです。

         (↑はるか作 )

         (↑nokko作 )

         (↑146作 )

          (↑nocchi作)

プロに家(建物)を含めた似顔絵を描いてもらうなら

家(建物)+似顔絵の作画のコツ4

4つ目のパターンです。こちらは似顔絵の顔のアップと建物を同じようなサイズで描きます。主に、お描きする似顔絵の人数が多い場合に使う事が多いです。

         (↑ayako作 )

         (↑いちろ作 )

         (↑黒木作 )

         (↑nocchi作)

        (↑永石エンジ作)

家(建物)+似顔絵の作画のコツ(その他のパターン)

最後は1〜4に該当しませんが、いくつかの似顔絵を紹介させて頂きます。

         (↑あんめぐ作 ※お城が描かれた、上半身作画の似顔絵ウェルカムボード )

         (↑ぴのきち作 ※建物が描かれた還暦祝い用の似顔絵 )

         (↑ayako作 ※店舗を描いた、パン屋さんへの似顔絵プレゼント)

          (↑nocchi作 ※お城が描かれた金婚式用似顔絵)

いかがだったでしょうか。
今回は、家(建物)+似顔絵の絵を上手に描くための基本的なコツを紹介させて頂きました。
作画の参考になれば幸いです。
(制作:まうごっつ)

プロに家(建物)を含めた似顔絵を描いてもらうなら

ここまで読んで頂きありがとうございました!
よろしかったら連載一回目、[手描きで似顔絵を描くための画材紹介(前編)]もご覧ください。→  こちら 

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